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痛みとパフォーマンスの関係 〜高校球児と腰痛〜

【痛みとパフォーマンスの関係 〜高校球児と腰痛〜】

気になる症状

  • 日常生活では痛みなし

  • 投球時に強い痛み(ペインスケール7〜8)

  • 試合のときは痛み止めを飲んで投球


姿勢や動きのチェック

姿勢(立った状態)

  • 正面から見ると特に問題なし

  • 横から見ると…

    • 腰が強く反っている(反り腰)

    • 股関節と膝が少し曲がっている

    • でも 寝た状態では自然な姿勢になる(立っているときだけクセが出る)


動きのチェック

  • 前にかがむ動き(屈曲) → 胸のあたりしか動かず、腰はほとんど動かない

  • 反る動き(伸展) → 腰が大きく反ってしまう(胸はうまく動いていない)

    • でも 他の人がサポートすると胸はちゃんと動く

  • ひねる動き(回旋) → 問題なし

  • 座った状態で前屈 → ほとんど動けない(体幹の動きが悪い可能性)

しゃがみ込みチェック

  • つま先を伸ばす動き(底屈) → 問題なし

  • つま先を上げる動き(背屈) → 動きが悪く、しゃがみ込みができない


さらに詳しくチェックして分かったこと

  • 立っているときの反り腰が強い

  • 寝ても腰が浮いてしまい、完全にフラットにならない

  • 腰の動きが硬く、無理に動かそうとしてもスムーズに動かない

これが投球にどう影響する?

  • 投球のときに強い球を投げるため、腰に頼りすぎてしまっている

  • 本来なら 体全体をうまく使って力を伝えるのが理想

  • しゃがみ込みができないことで ストライド(踏み出し)が狭くなり、走るスピードにも影響


改善のためのトレーニング

  1. 腰の動きをスムーズにするエクササイズ

  2. 肩甲骨を安定させながら、しっかり動かせるようにするトレーニング

  3. ふくらはぎや足の柔軟性を高めるストレッチ


まとめ

この選手の腰の痛みは、投球時に腰に頼りすぎてしまうことが大きな原因と考えられます。
本来の体の動きを取り戻し、体全体を使えるようにすれば、腰の負担を減らしながらパフォーマンスを向上できるはずです。

 

まずは、腰の動きを整えることと、体全体をバランスよく使うトレーニングから始めていくとよいでしょう!