気になるところ
右足の痛み
- サッカークラブチームに所属
- 練習中からの痛み
- 4-5年前サッカーを始めた
- 2年前くらいから整骨院様のお世話になる(膝―足底痛)
- 1年前くらい右足底部の痛みで「シーバー病」と言われ電気治療
- 問題点の急性と慢性の繰り返しから、チームトレーナーからインソールを施術
- しかしながら14日前くらいから耐えれない右足の日常歩行痛
仮説と検証
先ずは姿勢評価を行う
1)姿勢評価
前額面(-)
矢状面
前方頭位
胸椎軽度屈曲
腰椎過伸展
スウェィバック姿勢
2)動的評価
屈曲(-)
伸展(+)腰椎主導の伸展動作で胸椎しない
回旋(-)
3)主訴部位の評価(右足部)
- 朝起きた時からの歩き始め痛み
- サッカー練習後も痛み増強
- 日中痛みが治まると忘れる事もある
- 疼痛箇所を他動的に触知→踵より内側縦アーチの痛み
- 前述から「シーバー病」では無いのでは?
- 骨棘でもないのは、疼痛箇所が時として変化から軟部組織の可能性大
- お母さまから右足のアーチ無さを伺い「偏平足」と言われる
- 前述「偏平足?」は炎症にて足底腱膜炎を起こしているのではなかろうか?
- ウインドラステスト(+)
- 前述から足底腱膜の深部炎症を疑いアイシング→20分にてやや好転を認める
コンディショニング
- 右足底部のアイシング
- 胸椎伸展エクササイズ
- 垂直知覚の修正から姿勢制御の再学習
- 運動を少し休んで頂く(消炎)
備考
7日後に経過観察を行いアイシングの可否を確認する。
今回そもそもの足底腱膜炎の由来を考えた際に、足関節戦略を使い前傾姿勢傾向にある事が判明、つまり腓腹筋+足底の組織にてCPAを使い姿勢の立て直しを行う可能性が濃い。
つまり姿勢制御の書き換えをしないと(APA賦活化)今後も同様の問題を起こしやすい。