気になるところ
ぎっくり腰の経過
- 現在は問題ない
- 初回ご来院時からの2日間は痛み残存
- アイシングの鎮痛からの筋捻挫の可能性
- 肥満対策を行い14日間程度からの4kg減量
- ジュースとおやつを止めた
評価と仮説
1)姿勢評価
前額面(-)
矢状面
努力性の抗重力伸展活動からの以下の姿勢
下顎の持ち上げ
スウェィバック姿勢
2)動作評価
屈曲(+)ROMは少ない、腰椎の屈曲不足が伺える
伸展(+)胸椎伸展の協調が少ない、特に上部胸椎が問題
回旋(-)
3)他評価
肥満対策
- 前回の対策として飲料水の過剰摂取が見れた→基本、お茶と水で仕事柄多量の発汗があるのでイオン飲料を入れる
- お菓子が大好きなのであるがそれを止めてもらう
- 食事は炭水化物を控えておられた、これはNGで糖質制限はグルコース低下からのATP産生低下になる為止めてもらう
- おやつはチートディを設けて週1回は食べても良い日を作る
- 上記の事から2週間で4kg減量された
- 但し、水分の低下からも体重が落ちるのでそこはイオン飲料などで血漿水分量を調整するアドバイス
- あくまでも減量目標は月1.5kgにする
- 筋肉をつけたいとの事なのでレジスタンスtrも今後視野に入れ、プログラムデザインを行う。
コンディショニング
- 胸椎伸展エクササイズ
- 垂直知覚修正
- 痩身アドバイス
備考
急激に痩せられるのはNGである
一気に制限を掛けるのは精神的にも肉体的にも負担が多い、前述もしたが血漿水分量が減少すると直ぐに痩せたように思えるが、これはこれで良くないのでそこは気を付けたいところでもある。
一見要らないように感じる栄養素でも必要、脂肪でも性ホルモンなどの大切な部分への関与もある、特に女性ならではの美しさは余りの摂食制限からの栄養素欠乏で逆効果もあるからだ。
何はともあれ徐々に筋組織を維持しながら楽しんで痩身されるようにお手伝いしたい。