リンク:2年前から腰痛が酷く整形外科と併用してでも楽になりたい3 60代 男性 元事務職
気になるところ
- 前回からの確認として、出来ない事の変化を伺う
- 立位での友人との雑談時3分も持たない→10分は持つ気がする→今後更に長い時間可能か?確認して頂く
- 腰部より頸部の痛みを言われた→エクササイズ後の痛みなので方法を確認する
- 骨盤エクササイズでの発痛の有無→なし、ご自宅で継続して頂く
評価と仮説
前額面
前回の評価を使う
矢状面
前方頭位が戻っている→ご本人に確認するとこの姿勢が首が楽との事で痛みの回避行為も判明→エクササイズの方法が間違っていた
若干のスウェイバック姿勢が残存
2)動的評価
屈曲(+)ROM増大するも関節可動域終末での痛みは残存
伸展(+)腰椎主導、痛みで腰椎伸展ROM制限が掛かる
回旋(-)動作痛はそこまでの激痛は無く、ROMの終末に痛みが有る
3)他評価
冒頭でもある様に、出来る事の確認を行った
全体的な痛みはNRS4からの進展は感じないとの事
コンディショニング
- 胸椎伸展エクササイズ再指導
- 胸式呼吸と腹横筋トレーニング
- 垂直知覚エクササイズ
- 日常生活での歩行で腰部脊柱管狭窄症の症状でもある「間欠性跛行」の確認→現状は好転傾向でも歩行はしていない→どのくらい歩ける様になったのか次回は確認
備考
最近は生活習慣を変えて頂き、草むしりをしていないそうだ。
しかしながら効果の確認を行う中でも、深くしゃがみ込む動作でもそこまで痛みを感じなくなるのはやや好転している傾向にある、但し病態からしてももう少し時間が掛かる。
ホームエクササイズを有効に行いながら、クライアント様の負担軽減のため1週間飛び間隔にした。