リンク:2年前から腰痛が酷く整形外科と併用してでも楽になりたい2 60代 男性 元事務職
気になるところ
右下肢の痺れ
左殿筋からハムストリングスへの股関節屈曲痛( 腰椎ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症からの左下肢屈曲痛)
- 右下肢の痺れは仰向けになると消失→腰部神経系のトラブル派生→腰椎椎間板ヘルニアほか器質的問題で今後の問題からの付帯効果を狙う
- 町内の溝掃除があり、参加したが特に腰部痛度困る事はない
- NRS6→4
- 初期に訴えられている「整形リハビリで左股関節を曲げると、坐骨神経経路痛」これは今回言われなかった→意識が無い→好転?
評価と仮説
1)姿勢評価
前額面
前回評価を使用
矢状面
前方頭位やや残存
スウェィバック姿勢
2)動的評価
屈曲(+)可動域はあるが有痛※耐えれないほどではない
伸展(+)腰椎優位で胸椎の追従性が少ない
回旋(-)
3)他評価
体幹機能評価にTISを用いて行う(-)
体幹の機能は思わず良い→もし体幹が機能低下していると仮定すれば胸郭で、更に上部胸郭と考えるのはやや前方頭位姿勢からも言えるのかも知れない。
更に体幹と下肢の機能連結評価を行う(-)
この機能評価も思わず出来ている
上記から上部胸郭(胸椎と言わないのは肋骨の動きも含めたい)の動きの低さ
対して、腰部のモビリティはあるもののどちらかと言えば「固定力」に欠けると考える→検証として徒手でも腹横筋UPさせると動作中が消失する。
コンディショニング
胸郭のモビリティと腰部スタビリティの改善を行う方針にした
- 胸椎伸展エクササイズ
- 胸式呼吸
- 骨盤を使う腹圧向上エクササイズ
- 垂直知覚向上エクササイズ
- 草むしりを現在もされているので、椎間板へ少しでもダメージ与えない姿勢指導
備考
今回感じた事は「効果の確認」がご自身で出来ていないと感じました。
と・・言うより、どうやってどんな好転度合いを感じれば良いか?そこがそもそもであり、こうして私達がそこを教えて差し上げ、またホームエクササイズの促通剤としてお伝えすべきと感じました。
今回は「立ったまま3分持たない」と言う事を言われていたので、次回は何分で来たのか?時間の経過長さや痛みの度合いを伺うべく試して頂き、エクササイズを役目から楽しみに変えて差し上げたい。