気になるところ
月1回の定期メンテナンス
右肩こり
- 既往は繰り返す急性腰痛であるが最近は発痛しない
- 右の肩こりが気になる
- 後は特に感じない
評価と仮説
1)姿勢評価
前額面
胸郭左回旋
右鎖骨下制で、肩甲骨ー胸郭とのマルアライメントはそこまで感じない
矢状面(-)
実は3週間前にご来院頂いた際に、既往の反り腰があり気になったので来院間隔を若干詰めて来て頂いた。
2)動的評価
屈曲(-)
伸展(ー)腰椎手導の伸展動作が気になる
回旋(+)体幹右回旋が苦手
3)他評価
- 動的評価での伸展ROM腰椎主導は、右胸郭の左回旋から起こる肋骨の下制が要因(伸展時の肋骨ポンプハンドル・バケツハンドルモーションが出来ない)
- 前回胸椎伸展ROM制限について伸展エクササイズで拡充→来院間隔も短いのもあり?そこまでは反り腰が元へ戻っていない
- 上記から、術前にしても矢状面的には(ー)で問題ない
- 前額面からの胸郭回旋だけの修正で良いと考えた
コンディショニング
- 右前鋸筋ー外腹斜筋リリース
- 胸式呼吸エクササイズ
備考
今回はとても術前から良好な姿勢、胸郭のマルアライメントだけの問題だった。
術後も確認のところ胸郭回旋も修正され、肩の高さも左右揃う事が出来た、また通常通り1か月後でご来院頂く程度で良いと伝えました。
メンテナンスをしていると、マルアライメントにも簡単にアクセス可能で、何よりも急性痛が起きないメリットは相当大きいと思います。