気になるところ
中腰の腰部倦怠感
- 特に問題は無いが新年度からの受け持ち移動で疲れた
- 生徒さんとの新たなコミュニケーション作りからの心労
- じゃれてくる子供たちと中腰での相手が多い
評価と仮説
1)姿勢評価
全額面(ー)
矢状面
若干の前方頭位
胸椎やや亀背
腰椎過前灣
股関節やや屈曲、外旋
膝関節やや屈曲、外旋
2)動的評価
屈曲(+)ほぼ動きがなく、腰椎の屈曲ROMが見えない
伸展(+)腰椎に伸展依存
回旋(ー)但し、左右共にROMが極端に少ない
3)その他評価
- 手の位置が術前と術後が異なる
- 術前はお腹の前で手を繋いでいる
- 術後は手を結ばずに自然に体側へ下垂している
- 現在から3ヶ月前遡り、術前後画像を時系列に見ても同様の傾向がある
- 上記から、手の位置はCOP調整(後方から前に相殺)の為ポジショニングしている
- 現状では急性腰痛はないが、脊柱管狭窄系の問題を起こした既往からリスクとして捉える
- 姿勢発生機序としては、胸椎屈曲→COP相殺からの腰椎と上前腕を使う
- つまり胸椎屈曲を抑制し胸郭含め体幹のモビリティを向上させることへ重点を置く
コンディショニング
- 胸椎伸展エクササイズ
- TIS評価と機能改善エクササイズ※ちなみに評価は(+)
- 側部の機能評価(+)賦活化エクササイズ
- 体幹と下肢の機能連結
- 垂直知覚トレーニング
備考
直接の評価に繋がる施術ではないが、姿勢と動的安定性を体幹機能向上から見いだし既往の腰痛予防に影響すると考えます。
また次月、運動指導を重ねセルフケアだけで問題ないレベルまでを目標とする。