気になるところ
左ひざ痛
腰痛
首こり
今回は膝痛(急性の可能性)からのそこへフォーカスした。
腰痛や首こりはどちらかと言えば倦怠感があり、姿勢修正を行うと好転する可能性があるのでそこから診てゆく
- 膝左膝内側の痛み
- 患部圧迫痛や赤色は無い
- 可動痛がある
- 膝屈曲ROMが90°以上無い
- 日曜日ゴルフへ行く、帰宅翌日に膝発痛
- トライアスロンをしていた
- 膝には違和感を覚えていたが今回ここまでの痛みは初めて
- 施術後、実はいつも膝がコキコキ鳴ると伺った
- ゴルフのスイングで左肩が右回旋しにくい
- 喫煙歴あり(現在進行形)
- 首や腰は寝ると楽になる→姿勢痛
評価と仮説
1)姿勢評価
前額面
胸郭上部左回旋
矢状面
若干の前方頭位
若干の亀背
スウェィバック姿勢
骨盤後傾
2)動的評価
屈曲(+)ROM少ない
伸展(+)腰椎主導の伸展動作
回旋(+)右回旋しにくい
呼吸評価(+)吸気で頭部が後方へ動き、肋骨の拡張が少ない
3)膝評価
- 完全伸展していない、指2本程度屈曲している
- 自動・他動屈曲が出来ない→発痛
- 屈曲のエンドフィールが骨性で軟部組織の様に弾性が少ない気がする
- 安静痛から先ずはアイシングを必ず毎日行う→予後経過からの機能回復を目指す
コンディショニング
- 左膝アイシング
- 膝伸展ROM賦活化エクササイズ(SHMの獲得)
- 胸椎伸展エクササイズ
- 大胸筋―小胸筋リリース
- 胸式呼吸エクササイズ
備考
今回も喫煙と事務職がどうしても気になる。
喫煙は姿勢にとても影響する、肺の機能低下と心臓の形状変化→膜で連結する横隔膜の下制、そして内臓の下制と肋骨の下制を起こす。
つまり吸気で胸郭を上昇させ胸椎の伸展すら邪魔をする、現に年配で酸素ボンベを携行されるクライアント様は、呼吸の際に体幹が前後に揺れる事を観察されると分かる。