リンク:左肩が痛くて市販薬を飲み続ける3 50代 男性 食品会社経営
気になるところ(経過観察)
- 頸椎ヘルニアから来る感覚、左肩と腋の下痛が軽減(NRS2)
- 但しここの所仕事が忙しく、腕を使い過ぎた感覚の痛みが有る
- 市販薬のハップ剤を貼り付け難を凌ぐ→効果は?であるが「シー」として気持ち良い
評価と仮説
1)姿勢評価
前額面(-)
矢状面(+)
胸椎屈曲
スウェィバック姿勢
2)動的評価は前回を参照する
3)他評価
- 施術テーブルにうつ伏せになるも肩の痛みが増幅しなくなる
- 上記以外の体位変換でも、首の向きからの方の痛み増強は無い
- アイシングが効果している
- 問診では現在の痛みは筋肉痛と聞くも、頸椎の動作と肩の痛みが連動しない事以外に、関係は無いとは言い切れない部分がある
- 頸椎の問題の主原因は、姿勢+代償動作+長期と考えている、要素的には姿勢変換し胸椎の屈曲からのスウェィバック姿勢の好転、これに尽力していく
コンディショニング
- アイシング継続
- 胸椎伸展エクササイズ
- 胸式呼吸
備考
腹圧が上がると途端にスウェィバック姿勢が好転する、やはり猫背から胸郭が下を向き吸気の邪魔をする。
すると腹部コアを抜いて腹式呼吸に切り替える事でより酸素を体内に取り込みやすくなり、その安易的な運動シナジーから動作パターンを形成し、結果的にその姿勢が頸椎へのコンプレッションを与えたのだと結論付けた。
頸部への除圧は今後の抗重力伸展活動を正常化するに尽きる。