気になるところ
メンテナンス
仮説と評価
1)姿勢評価
前額面
特に無し
矢状面
特に無し
2)動的評価
前屈:(-)
進展:(±)痛みは無いが、腰椎主導で伸展運動を行う傾向がある
回旋:(+)右回旋わずかに出来ない
- 全体的には良い印象
- 胸椎の伸展制限あり
- 特に右胸郭が下制(左回旋)しているように感じた
上記の問題から、追加の動作評価を行う
3)寝返り評価
ヒトが産まれ行う成長に寝返り動作がある、この動作を評価する事に於いて体幹機能の制限から、運動パターンの乱れを検証する。
その真意は、正常動作の逸脱からの代償動作は日常動作の中で知らぬうちに問題を起こすので、未然に防ぐために正常な動作パターン再教育にもなる。
寝返り動作:(+)下肢をハンドリング→外腹斜筋収縮→上肢を引っ張り追従するパターンをしていた
正常な寝返り動作は、首を起こし→リーチング→胸郭回旋→外腹斜筋収縮→下肢が追従し回旋
この中で、前述したように右胸郭を中心として胸椎伸展制限があった、つまりこの事で上腕のリーチングが上手く出来ない、なので下肢をハンドリングし回旋方向の重心移動を行うパターンに代償したのだと考えた。
コンディショニング
1)胸椎伸展エクササイズ
2)寝返り動作パターンの再教育
備考
1か月後に経過観察を行い、動作パターン修正可否の再度行う。