気になるところ
右肩の痛み(肩関節周囲炎経過3か月近く放置の再来院)経過観察2回目
- 患側:右腕を挙上から降ろす際の激痛で対側の左手で補助しながらの動作があまり必要としなくなる
- 結滞動作は動作的に体幹横よりほんの少し伸展可動域が拡がる
仮説と検証
今回より、30分で7日間隔来院となるので1部位施術とした。
1)結滞動作の詳細j評価
上腕骨伸展ROM(可動域):伸展可動痛(+)伸展出来ない
上腕骨の内旋ROM:内旋痛(+)と動作制限あり
肩甲上腕リズムの評価として肩甲胸郭関節のスタビリティ(静止位置と固定力
静止アライメント:(+)健側に対し下制・外転・下方回旋
肩甲胸郭関節との固定力(僧帽筋下部繊維jの評価):(+)
2)結帯動作に於いて付随動作
肘関節ROM:屈曲(-)
上記から肩甲骨のアライメント異常と動的安定性低下の問題と判明し、その問題に以下取り組む
コンディショニング
- 胸椎伸展エクササイズ
- 前鋸筋ー外腹斜筋リリース
- 僧帽筋下部繊維のと強化レーニング
備考
結滞動作が臀部中央に触れるくらいの動作拡充、および痛みの低下を示すのでホームエクササイズの指導も行い、7日後に経過観察としました。