参考※
脳梗塞の後遺症で手足へ問題 80代 女性 主婦
気になるところ２回目
右上腕の挙上障害（痛みや上がり難さ）は好転し気にならなくなる→脳梗塞の後遺症では無く肩凝りの延長上
ただ母指内転・手・前腕・上腕内旋位にて腋窩（腋辺りへ痺れの様な違和感）に感覚異常がある→クライアント様が脳梗塞の後遺症と考える理由かもしれない。
左脚の歩行障害→問題なくなる→小趾側に胼胝があるのが気にならない（荷重しなくなる？）
仮説と検証
１）右上腕他腋窩への痺れの修正→原因として筋骨格系では無く筋膜の問題の可能性。
理由として二関節以上を跨ぎ問題を起こしている組織は、表皮や筋膜しか考えられないので（但し神経線維の伸張は関係性ある）先ずはfasicaのコンディショニングを行い反応を確認→好転し痺れ他違和感を感じなくなる→クライアント様も脳梗塞の後遺症の心配が緩和された。
コンディショニング
１）fasicaのハンズオン（手技）
２）胸椎伸展エクササイズから肩甲骨の位置を戻し肩甲上腕リズムの正常化
備考
基本的にクライアント様の主訴は大切とは思います。
しかしながら消去法で重度障害から検証して行くと、案外ご心配されている事がそうでもない事が多いと感じます、もし・・問題が大きければしかるべき施設へお勧めする事が重要ですし、そうでなければ不安を取り除きどの様にしたら今後も健やかに生活できるのか？
運動他エクササイズなどをお伝えし、その役目を果たすのが存在意義だと常に肝へ命じています。