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運転中に後部座席の物が取れない 建築業 50代男性 積載車業務

気になるところ


左の肩が痛い

 

1)仕事中(ダンプ運転中)に後方へ手を伸ばし、水筒を取る際肩へ痛み。

 

2)2か月前から急に痛みが出てきた。

 

3)安静痛は無い。

 

4)最初は我慢していたが、日常生活でも不便に感じご来院との事でした。

 

 

 

 

 

 

仮説と検証


五十肩と考え検証を進めたNRS7(痛みの10段階評価)

 

1)ホーキンステスト(+)
上腕外転位にて内転の反力を加えた際、力抜け程ではないがかなりの痛みを覚えた。

 

2)姿勢の異常
前額面:左肩が下方変位、胸郭左回旋からの左肩甲帯がカウンターローテーションからの外転下制していた。

 

後方から肩甲骨のアライメントを確認
左側が下方回旋位にあり、インピンジメントを起こしていると考えられる。

 

動作確認
挙上90°
結滞動作はお尻の横にポンと当たる程度で、用を足した後もお尻が拭けない。

 

3)胸椎亀背
胸椎の屈曲位があるが、要因として骨盤後傾位からの上向性運動連鎖から、亀背姿勢を取りやすい。

 

加えてクライアント様はかなりの長身から机や椅子に至るまで、日常生活にい於いて背中を丸める姿勢が多い事が伺える。

 

4)3の事からも、問診を進めた際に実は慢性的な腰痛もあるとの事

上記から、胸椎の亀背の修正→肩甲骨の位置修正→肩甲上腕関節アライメント修正と関係する筋組織の強化と弛緩を必要に応じ行う事を目標とした。

 

先ずは痛みを感じない様に健側同等の可動域を確保する。

 

 

 

 

 

 

コンディショニング


1)胸椎の伸展エクササイズ。

 

2)胸郭左回旋位の修正:前鋸筋、外腹斜筋 呼吸に関わる組織のハンズオン(手技)と回旋エクササイズ。

 

先ずはこれだけを行う、肩甲骨の位置を決める土台の胸郭アライメントが修正できなければ、次の段階である肩甲上腕関節・肩鎖関節・胸鎖関節ほか動きの連携が取れないため。

 

修正機関がとてもかかる症例なので段階を追い、また報告を書こうと考える。