痛みは無いけど疲労回復したい③(疲労回復と機能向上)

2015-11-01

前回のあらすじ:リンク 痛みは無いけど疲労回復したい 痛みは無いけど疲労回復したい②
来院者様は30代 男性、趣味でロードバイクを乗られている、結構な距離を乗られるのでメンテナンス的にてのご来院

 

前回はお悩みでもある左ふくらはぎの疲労を言われその修正後の変化、パワーメーターにての数値解析を行い機能向上と症状緩和の関係性を報告する

<第1回目施術前>

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<問題点>
1)左の肩甲骨と右の肩甲骨の位置が異なる(前鋸筋過緊張)
2)背部の過緊張
3)画像にはないが右股関節だけがに股
4)臀部(中殿筋・大殿筋の過緊張)
5)大腿外側の過緊張(腸脛靭帯ほか)にて膝関節が少し曲がりにくい
6)若干左脚が短い
上記問題点を解決する様に筋弛緩と骨格調整を行う

 

パワー改善前

上記画像は自転車にての左右ペダリングに掛かる負荷割合を示したものである、ちなみにこの来院時直近のものではないが施術前の画像と言う事で参照した

 

解析すると左足が短く臀部や左ふくらはぎ緊張、そして圧迫痛が右寄り少し多く感じている事を加味してみる、すると左側の脚の仕事量が多い事、やや左肩甲骨が足方へ下制している事からもその左荷重具合が言えるのではないのか?

 

<施術後>

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左の肩甲骨の位置が正常化され左右の位置関係が修正された

前回も触れたが来院者様はサイクルスポーツにてどうしても右中心でのパワーを使う癖がある、それが下肢の疲労を起こし長い年月で右股関節過外旋を生む、そうなると身体は右へ流れて車体も流れてしまう傾向がある

 

さらにその右が軸足と言う特性をご自身もご存じである、その事で代償行為として左足へ負荷を故意的に掛ける事により左側の筋緊張を呼んで今回の左足が短い事や体幹の変位を呼んだ発生機序

 

 

<2回目施術前>

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画像からも分かるがその施術修正後の姿勢のまま第2回目の施術前の状態、時間の経過があったものの好転から元の捻じれた状態に戻っていない

 

但し4)臀部(中殿筋・大殿筋の過緊張)5)大腿外側の過緊張(腸脛靭帯ほか)にて膝関節が少し曲がりにくいは残存している、それと臀部が左後方回旋して正中線を捻じらせているのでその修正をさらにかけた

 

現状より加えて問診の際、左の膝下(膝蓋骨近位前下方)に若干の違和感、これ以上したら痛みに変わる感覚を覚えるとの事でその施術も同時に行う、これは前回左脚長が右に対し短いのが修正されたので通常でも多めに踏み込めたのかもしれない

<問題点>
1)前回左足が短いのが修正された
2)1にて今まで使い難かった左足への十分トルクが掛かりペダリング出来るようになる?
3)2にて使用筋、外側広筋 大腿直筋 腸脛靭帯の過負荷と軽度の炎症なのか?
4)3まででそのような仮説を立てた

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そうしたところ画像からも左足首が右と比較して細い事が分かった、なのでやはり左足の筋力が右に対しては劣るのかもしれない、更にそれがご自身でも分かるとの事でペダリングに於いても故意的にパワーを掛けていたとのコメント

 

前回はこの様な見解であるが・・左足にパワーを掛ける事(踏み脚)が強く、ひょっとしたら引き足とのバランスは右ペダルより悪く筋力もあり上手に回せる右側に対し左側の踏み込みペダルでパワーを稼ぐ、その結果ふくらはぎの疲労感や膝へのダメージを呼ぶ傾向もある

 

追加説明を行うと大腿四頭筋は膝関節を伸ばし大腿二頭筋や大殿筋と共にペダル踏み込みに用いる、対して引き足は大腰筋や小腰筋にて股関節を曲げる、そんな理由からも踏み込む方が膝にダメージが大きい

 

尚更大腿部の筋疲労および緊張を亢進させるので膝への違和感は納得出来るものとなった、そうなるとその恒久対策であるが・・まずは左右の関節可動域を均等化して頂き当院でも部分的に筋トレをアドバイスしようと考える、無理また故意的に負荷を掛ける事をやめて頂く

 

 

<施術後>

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前記した様に臀部~下肢へのペダリングによる肉体的ストレスを取り除いた、なので脚が自然な逆八の字にて寝ている姿も楽そうである、しかしながら足の過緊張はまだあるのでその状態を是正、何故なら関節可動域の低下は運動機能の低下に繋がる可能性があるからだ

 

 

<第4回目施術前>

1

既に4回目にもなるとふくらはぎの倦怠感(特に左)も消失、通常のサイクリング疲労のみとなった、画像を見ても特に捻じれなど大きな異常は見られないのである

 

<第4回目施術後>

2

そして脚長差を修正を行うと日常の生活でも足圧が均等になる、以前の左足首が細い症状は好転して左右均等になっているのが伺えた(下画像:左2回目 右4回目)

_thumb2無題

 

 

パワー改善後

そして最近測定されたパワーメーターのデーターである

 

左右が均等になり無駄のないペダリングが出来ているように見えるのである、いかに今現状のパワーで効率よく動力に変えられるのか?もちろん筋増強も大切であるがなかなかその目的に至らないのが現状

 

これはもちろんスポーツの世界だけではなく腰痛、特に腰椎椎間板ヘルニアなどの神経症状を伴う場合など筋力の左右差は否めない、よってこのようにバランス取りを行うのが望ましい

施術時間

午前
9:00〜12:00
午後
14:30〜19:00
休院
日曜
電話
0847-44-6245
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