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右のテニス肘と言われ良くならない 40代 男性 製造業機械資材営業

気になるところ


右テニス肘(外側上顆炎)


1)肘を曲げると肘患部が痛い(重量物の持ち上げ如何なく)。

 

2)1年前から整形外科に通う→ブロック注射を打ち2か月は持つが再発→ロキソニン投与とホットパックで現在に至る。

 

3)現在安静痛もある。

 

4)表皮からやさしく患部に圧を掛けると痛みが増強。

 

5)手首の屈伸運動からも肘患部への響きあり。

 

6)目視では、腫脹や赤色は認めない。

 

 

 

 

 

 

仮説と検証


1)安静痛→炎症を疑う。

 

2)表皮から軽く患部を刺激しても発痛→1と同様。

 

3)1と2から先ずはアイシングとテーピングにて経過確認をしたい。

 

4)3からの好転度合いを考え、次回の対策他を考えて行きたい。

 

 

 

 

 

 

コンディショニング


1)外側上顆のアイシング。

 

2)肘関節をホワイトテープにてやや固定力を上げ、動きにくくして痛みの感覚を低下させる。

 

3)上腕と前腕のハンズオン(手技)。

 

 

 

 

 

 

備考


上前腕のハンズオンを行うと、手首の屈伸運動を行う際の肘患部への響きが消失。

 

NRS(痛みの10段階評価)8→6-5程度まで痛みが軽減した。

 

とにかく消炎後の経過を確認したい。